しましまはちみつ日記

主に自閉っ子兄弟(みっち2012年生&はっち2015年生)の育児日記。

私的育児不安(の一部)

10年以上前に仕事の関係で軽度の知的障害等がある若者と接したことがある。(ちなみに私は福祉や支援や教育の専門職ではない)

その頃出会った人達の中に、後に犯罪の加害者と被害者になった人がいる。

実名報道で偶々知ったことだ。

どちらも障害については書かれていなかった。

 

犯罪者といっても「自閉症あるある」なこだわりの対象物を収集する過程で軽犯罪になってしまったようだった。そのニュースが知らない人だったとしても、私はそう思っただろう。(今でも検索すると実名が出てきてしまうので、詳細を書くことは差し控える)

逮捕直後にその人に障害があることがわからなかったのだろうか。

その人はアスペルガー症候群で、療育手帳の対象外だった、つまり知的障害者ではなかった。

どうして、そんな些細な出来事で、逮捕され実名報道されてしまうのだろう…いや触法は触法だし、被害者側はさぞ迷惑したに違いない(警察に相談か被害届を出す程に)のだけれど。

その人の顛末が頭の片隅にあって、自閉っ子みっちのしつけを焦ってしまう部分があるのかもしれない。

 

犯罪の被害についても詳細は書けない。

死体遺棄事件であった、としか。

軽度知的障害があったが、一見してはわからない感じの人だった。早口のおしゃべりにしばらく耳をすませば、内容が年齢相応ではない(小学生のようだった)のだけれど。

普通の人(たぶん)でもこの手の事件の犠牲者は後を絶たない。島根県の女子大学生や寝屋川市の中学生…

ただ、その事件について見聞きする中で、知的障害がなければ事件に至らなかったのかもしれないと思う点もあった。

知的障害故の騙されやすさや人懐っこさ、社会常識の欠如も一因ではなかったかと。

 

私が詳細を書くに書けないようなことも「累犯障害者」を読めば具体例がたくさん載っているだろう。(独身時代に図書館から借りたことがあったけれども、結局読まずに返却してしまった)

被害者も大勢いるだろうし、犯罪ではないが路上生活者の約3割が知的障害という記事も目にしたことがある。

ただ、自分と一時期何らかの関わりがあった人が、犯罪の加害者や犠牲者になってしまった衝撃はかなり大きかったし、その人がごく軽い知的障害であったり知的には正常域でも社会性の障害を抱えトラブル続きのアスペルガー症候群であったことについて何度も思いを巡らせた。(事件の後に既に関係性がなくなった私が考えても何にもならないのに…)

 

そして自分の子どもにも知的障害自閉症があるとわかった。

親として我が子がいじめの被害者にも加害者にもなってほしくないと思う人は多いだろうし、子どもが犠牲になった事件や事故のニュースに心痛めることも日常茶飯事だろう。

それと同じ位の頻度で、障害がある我が子が幼い時だけでなく成長し十代にそして成人してからも、どうか犯罪の被害者にも加害者にもなりませんように、そうならないためにどう育てて行けばいいだろうか、とまだ小さいうちから不安が募る。

ただの心配性だろうか?

でも、普通の子どもよりリスクが低いはずはなく、たぶん少し高いから。