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しましまはちみつ日記

主に自閉っ子兄弟(みっち2012年生&はっち2015年生)の育児日記。

幼稚園断念

みっち4歳 ASD 学校あれこれ じぶんのこと

4月からの公立幼稚園(年中)の入園辞退手続きをした。


幼稚園ならではの様々な経験や同年齢集団の中でしか得られないものもあるだろう、普通の子との関わりで成長する面もあるだろう、とは思う。だからこそ行かせるつもりだった。

特別支援制度があるので申請し、行動観察等の諸手続をした。入園すれば支援を受けられた(みっちのクラスに加配の先生が付いた)だろう。


しかし、目の前に学習や体験の機会があったとして、みっちはそれを活かすことが…出来不出来はともかくその場のルールに従って参加することが、可能だろうか。
彼の社会性はまだそこまでの段階に発達していない。
幼稚園のやたら細かいどうでもいい(=園の外で生活する上で必要のない)数々のお約束に従えるか従えないか、お約束と相容れないこだわりをどうにかやめさせる、そんなやりとり(バトル)に終始して、本来の活動どころではない状態になるのではないか。

それでもなお幼稚園に行く意味はあるのだろうか。


幼稚園に通うと、親の負担は確実に増える。

PTAの役割、親の出番の寡多、の話ではない。(それらも勿論負担になるけれど)

入園からしばらくは親が付き添って欲しいと言われたし(気に入らない状況下で騒いだ時に備えて…自他の安全確保?)、みっちへの適切な対応や環境整備について様々なお願いや相談をし続けるだろうし、適切なコミュニケーションを取れずに(←私はみっちが積極奇異型だと思っている)他の子どもと頻繁にトラブルになるだろうし、みっちがお約束に従わなくてクラスや園全体の活動や行事に支障が出ることもあるだろう。

そんな日常では親の精神状態は確実に悪化する。今でもギリギリなのに。
幼稚園で本人なりに頑張って大変な思いをして今以上に荒れるであろうみっちを、家庭で落ち着いて受け止めるなんて、我が家には、私には、無理だ。

 

みっちがどう思っているのか。幼稚園に行くはずだったことやそれを止めてしまったことを知っているかどうかも、わからない。

ただ、障害児の受入制度は備えていても(希望者を断れないということだ)何となくウェルカムではない雰囲気が伝わってくる幼稚園に親子共々無理をして通って、ストレスで家庭がこれ以上おかしくなってしまっては、家族皆が困るのだ。

家庭を、生活を、維持するために、幼稚園を諦めた。

「普通」から随分と遠いところにいる、と再認識。