しましまはちみつ日記

主に自閉っ子兄弟(みっち2012年生&はっち2015年生)の育児日記。

就学時健診と母子手帳

就学時健診の見直しのニュース。

発達障害、早期発見へ就学時健診見直し…文科省 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
就学時健診の「問診を含む検査内容を充実させるとともに、同意を得た保護者から乳幼児健診の結果を学校へ提出してもらうことなどを検討している」のだそうで。
発達障害の早期発見が目的らしいが、健診結果(が記載された母子手帳)が役に立つのか疑問だ。
3歳児健診まで異常なしで通過した子どもの母子手帳を見て何がわかるのか?

 

みっちの1歳半健診の記録も異常なしだ。
発語数が少ないから半年後に確認の電話をしてもいいか云々は、口頭で伝えられただけなので。
(以前書いたとおり、3歳児健診には行かなかったが…)

 

このニュースを読んだ直後、お受験で不利になるから出産の経過の詳細ををほとんど書かない方針の医師や病院があるという話をTwitterで見かけた。
新生児仮死等の記載がお受験の選考に使われているどうかは知らないけれど、事実ならば不当な差別だ。
そしてお受験の選考基準の真偽はともかく、お受験に影響があるからと記載を拒んだ親がいたとか、そのような声に配慮して記載を止めてしまった医療機関は、差別を容認する社会の姿そのものだ。

 

母子手帳への記載を控える現象は、今は幼稚園や小学校のお受験が存在する一部地域のみかもしれない。(みっちの乳幼児健診の記録に問題がないのは、もしかしたらここがお受験が盛んな地域だから? との疑念も湧く)
それが小学校の就学時健診に使われることになったら、詳細を記載しないよう求める親も配慮する医療機関も全国に広がるのではないか。また健診の問診票や母子手帳の発達セルフチェックにできない項目があっても正直に書けないなんてことにも…「発達障害の早期発見」を妨げるのではないか。

 

「そんな母子手帳(の記録)になったら意味ないじゃん!」と自分の妄想に憤る私に対して、夫は「病院には正しい記録があるんだろう? 二重帳簿なだけだよ」と冷静な返答。それもそうか。
幼稚園のお受験(国立か私立)には母子手帳を見せるだろうけれど、公立小学校に提出する乳幼児健診の結果は自治体の健診台帳の方だろうから(情報提供の同意を得る形で)、母子手帳が粉飾されていても問題にはならなさそうだ。
ああ、そうなると、乳幼児健診を受けさせないと就学時に困りますよという圧力が強くなったり、未診断の軽度〜グレーゾーンの親は「結果の提出に同意しないと却って疑われるかも」と不安を感じるかもしれない。

 

大多数の定型発達児の親には無関係だろうし、そもそも関心を持たないような話なのかな。

 

ちなみに「2019年度入学者からの実施を目指す」なのでみっちの学年なのだが、みっちにも関係なさそうだ。
就学相談説明会で「就学時健診はなるべく受けて欲しいけれど、無理に受けなくても…」と担当者が言っていたので。
普通級(通級指導含む)の子は受けるだろう、でも住所指定の小学校ではない支援級や支援校希望の子には意味がないし、学校や教育委員会側にも受けさせる意味がない。就学相談でもっと詳しい情報(検査結果等)を提出しているのだし、何より障害を発見済みなのだから。
今の所、みっちの就学時健診に行くつもりはない。

 

発達障害の早期発見は、困っている子の早期支援のためなのか、小1プロブレムそして学級崩壊の予防のためなのか、とも思いつつ。自治体の全未就学児向け発達支援事業の報道には後者が書かれていたりもしたので。