しましまはちみつ日記

自閉っ子兄弟(現在年長さん&2歳児)に振り回される、自身もASDな母親業。(向いていない)

現住所の支援校判定の意味するところ

転居先の支援級を見学した時にも、立ち歩く子、崩れがちな子がいた。それをある程度は許容する雰囲気があった。

廊下に逃げっぱなしにはもちろんしないけれど、できたところを認めている先生が印象的だった。

 

現住所の支援級では、1学期でも立ち歩く姿は見られない。

立ち歩く前に、崩れた瞬間に、厳しい表情の支援員さんが注意して止めてしまうからだ。現住所で主任の先生に好感を持てた支援級でさえも。

支援級でも、交流授業でも、一見和やかな雰囲気の授業を乱すことが許されていない。

都立の支援校でも、どういうわけか立ち歩く子はいなかった。

 

現住所では、スターティングストロングという事業がある。

児童発達支援や放課後デイの呼び込みで言うところの「発達が気になるお子さま」を積極的に早期に見つけて支援に繋いでいく。グレーゾーンでも公立の支援センターで療育が受けられる。

ミクロで見るとそれはいいことなのかもしれない。早期発見、早期療育の実現。親の不安を和らげる相談事業。

でも、マクロで見ると、それは異分子の早期発見と適応訓練、そして分別…公立小学校の普通級、特別支援教室(通級指導)、支援級に受け入れ可能な子と、受け入れ難い子の排除…ではないかと感じてしまう。(被害妄想かもしれないが)

 

自治体のトップが事業予算化に際して「小1プロブレムや不登校の予防」を目的に上げているのだ。そのニュースを読んだ時には、腹立たしく思いつつもまだピンと来なかったけれど。

 

現住所は交流授業が盛んだ。共生を謳っているだけのことはある。

ある支援級に子どもを通わせたいがばかりによそから転入してきた障害児家族も複数知っている。(いわゆる公立小移民が話題になる前から)

でも、支援級に通うには、交流授業に参加するには、資格が必要だったのだ。

授業を乱さないこと。

 

小1プロブレムの原因になる子は公立小学校に来ないでほしい、そういう意味も持つみっちの支援校判定なのではないか。

 

みっちを「集団に入る力が弱い」と評した現住所。できないところを的確に指摘された。

一方、「もう集団に、小集団(支援級)ですけど、入っていける時期じゃないかしら?」と支援級再考を求めてきた転居先の就学相談委員の先生。次にできそうな段階を考えて保護者の意向を定めてほしいと。

 

今年度の現住所での就学相談や見学は何だったのか。

前年度から支援級や支援校の見学に時間を割いて、結果不安を増幅させただけで。

情報を得ていた方が安心できる、それは確かだけど。

 

いくつかの事情が重なって転居に至ったのだが、このまま現住所で暮らし続ける場合は、どうなるだろう。息苦しいままだろうか。

 

息苦しいのは私だけじゃないとも思う。

何度か聞いた話。ここの公立小学校の子ども達は勉強はよくできる。学力テストは全国平均、東京都平均よりずっと高い点数だ。けれども体力や運動面はイマイチ、そして自己肯定感が低いのだという。

経済面or/and学習面でハイスペックな上位1割以上(2割近いか)の子どもは国立私立のお受験校に通っている。公立小の子どもが塾に通って勉強ができても、上を見たらきりがない。経済的事情で塾に通えない小・中学生(の貧困)の救済策も取られているが、つまり塾に通って勉強を追い立てられるのが当たり前なんだ。

そんな子ども時代を強制されて、自己肯定感なんて育つのか?

 

みっちが経済的以外の理由で塾通いやお受験と縁のない子どもで良かった。

はっちはどうかな、ここにずっといたら、あるいは。でも転居するって決めたから。

ここよりは、精神的に苦しくない生活に、なるといいと思う。